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22 August 2025

目的を持ってシステムを構築する: マルタ・ヤンツのストーリー

Moderna
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研究室からバイオテクノロジーの戦略分野へ転身したマルタ・ヤンツは、新しい職を求めていただけではありませんでした。彼女が求めていたのは「インパクト」でした。

バイオテクノロジー分野の知識を持ち、臨床試験、商業分析、メディカルアフェアーズなど幅広い経験を積んだマルタは、「ダイナミックで、アジャイルで、目的志向のシステムを構築する」という明確な目標を持ってモデーナルナに入社しました。

「単に職務記述書に従って働くのではなく、『どうやって物事を進めていくか』を自分たちで形づくる仕事がしたかったのです」。モデルナはそれが実現できる場所だと感じました」

入社から約2年、マルタはまさにその言葉どおりに、戦略・構造・イノベーションを通じてフィールド・メディカル・オペレーションの変革を進めています。

フィールド・メディカルの卓越性を推進する

フィールド・メディカル戦略企画アソシエイトディレクターとして、マルタはモデルナのフィールド・メディカル・チームの運営方法に焦点を当てています。彼女は現場から得られるメディカルインサイトを戦略立案や医師とのエンゲージメントに活用できる包括的なレポートへと変換する取り組みをリードしています。 「これらのレポートは、現場の声がしっかりと反映され、認識されるためのものです」さらにチームが「本当に重要なこと”に集中できるよう支援しています」

「私たちの取り組みを導くためのフレームワークを作成しました。これにより、取り組むべき課題を明確にし、正しい形で貢献できているかを確認できます」マルタの仕事は、「見える化」「責任感」「創造性」に根ざした文化を育むことにもつながっています。「KPIの達成だけでなく、アイデアやインサイトを提供することでも人々が認められる文化ができつつあります」

マルタはまた、モデルナのメディカル・アフェアーズにおけるAI活用の推進者の一人でもあります。彼女はGPTツールの導入を組織全体で推進し、現在はアドバイザリーボードのプロセスの一部を自動化するAIエージェントの導入を試験運用中です。これにより時間の節約と一貫性の向上が期待されています。

「さらに刺激的なのは、他の人たちもどんどん参加していることです。モデルナでは人々が自分自身のGPTを構築し、日々の業務に組み込んでいます。その変化を目の当たりにするのは本当にワクワクします」。ただし、彼女は技術だけでは解決できないことも理解しています。「単にツールを提供するだけでは不十分です。役割や地域、コンプライアンスの要件に合わせて『実際に価値を生む』ツールである必要があります」

サポートの文化と目的意識

このような高い要求のある役割をどうやってこなしているのかと問われると、マルタはモデルナの「支え合う文化」に感謝しています。

「上司から非常に大きな信頼と支援を受けていますし、同僚からも本当に思いやりを感じます。プレッシャーの多い環境で、そうした配慮があることはとても大きいです」また、彼女は他の人が業務を効率的に進められるよう支援することにもやりがいを感じています。「戦略を立てることもあれば、会議を調整することもあります。大切なのは、フィールドチームが最も価値を発揮できる医師との関係構築や患者ケアの向上に時間を使えるよう支えることです」

これからに向けて

マルタは特に、オンコロジー(がん)や希少疾患領域で拡大を続けるモデルナのパイプラインに期待しています。

「この領域こそ、mRNA技術が再びその力を証明し、切実に新しい治療法を必要としている患者さんたちに貢献できる場です」。マルタにとって『チェンジメーカー』であることは、粘り強さを意味します。「最初から聞き入れられるとは限りません。でも、自分の信じることがあるなら、何度でも発言し、行動し、前に進み続けることが大切です。モデルナではスピードが速く、柔軟性が求められますが、同時にチャンスにも満ちています。そうした環境にワクワクできる人なら、新しい強みを見出し、成長できるはずです。これからが本当に楽しみです」。

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