mRNAの力とは
モデルナの科学者たちは疾患の予防や治療に役立つmRNA医薬品を開発しています。
鍵となるのはタンパク質
モデルナでは、広範な疾患に対するmRNA新薬の開発および試験に取り組んでいます。
まずはタンパク質から始めます
すべてのmRNA医薬品開発は、疾患を予防または治療するのに必要なタンパク質を特定することから始まります。
次にmRNAを設計します
モデルナの科学者たちは、このタンパク質を作るための指示を出すmRNAを設計します。
このプロセスを繰り返して他の医薬品を作り出します
mRNAワクチンや治療薬を作るために、モデルナの科学者たちは、私たちの体が感染と戦ったり、疾患を予防するのに役立つ異なる種類のタンパク質を作るための指示を開発します。
幅広いパイプラインを有しています
モデルナではさまざまなmRNAワクチンに加え、がん、代謝性疾患そしてその他の疾患を抱える患者さんに役立つmRNA治療薬候補の開発に取り組んでいます。
mRNAは治療法を開発するための最先端のアプローチです
mRNAの無限の可能性
私たちのテクノロジーを駆使して、これまで治療不可能だった疾患や、今後現れる可能性のある疾患を治療するためのmRNA医薬品を短期間で開発できるよう取り組んでいます。
私たちは、より多くの人々に貢献できることを願っています
モデルナのmRNAプラットフォームは、そのスピード、スケール、柔軟性から、世界の健康を脅かす既存のそして新たに発生する病原体と戦うために適していると考えます。
mRNAの研究とイノベーション
モデルナでは、パートナーと協業して新製品のアイディアを実用化に向けた開発へ進めることができます。
モデルナの施設·設備では、試験管内(in vitro)および生体内(in vivo)での研究に使う膨大な数の非臨床用mRNAを迅速に供給できるため、発想を得てから開発候補物質の指定までの期間を従来の医薬品開発のプロセスに比べ大幅に短縮できます。
私たちのリサーチエンジン
モデルナのリサーチエンジンは、独自のデジタルドラッグ設計ツールと高度に自動化された製造施設の組み合わせであり、これこそがmRNAワクチンや治療薬の開発を可能にしているのです。
科学者は細胞内で発現する全タンパク質(ヒトプロテオーム)における治療に必要なタンパク質を選択して操作することや、新しいタンパク質を設計することも可能になります。これまでに発見されていない経路を探索するためにすべて設計できる可能性があります。
mRNA DESIGN STUDIO™
DIGITAL BIOTECH COMPANY™として、独自に開発したWebベースの mRNA DESIGN STUDIOで、mRNAの有用性を引き出します。
特定したタンパク質を標的にする
このようにモデルナのシーケンスデザイナーモジュールを用いると、mRNAを構成するほとんどの部分、すなわち5’-UTR(five prime untranslated region、5’非翻訳領域)からコーディング領域、3’-UTRまでの範囲を、日々進化する独自のシステムに基づき、必要に応じて調整することが可能です。
mRNAの調整
mRNA DESIGN STUDIOは、クラウドベースの計算能力を活用して、各 mRNAシーケンスを設計するために開発されたさまざまなアルゴリズムを実行します。
並列設計パラレルデザイン
これにより、リサーチエンジンは複数のmRNAシーケンスの並列取り込みと設計が可能になります。
自動化プラットフォーム
指示を受けると、モデルナのハイスループットmRNA非臨床製造施設がmRNAの製造を管理し、数週間で納品します。
mRNA早期開発エンジン
自社開発のそして提携先と協力するmRNAプログラム全体において、モデルナは数多くの疾患に対するmRNA開発候補の臨床試験を同時に進行させています。
私たちの仕事
モデルナが開発したmRNA EARLY DEVELOPMENT ENGINE™は、mRNAワクチンおよびmRNA治療薬のプロセス開発、毒性試験、グローバル規制対応、臨床試験の準備·実施に関する社内外の能力を結集したものです。
一連の流れは、治験用のmRNAワクチンや治療薬をより多くヒトでの概念実証データまで到達させるために設計されています。